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近代詩文は現代の世界を自分のイメージに合った言葉で書く訳ですが、やはり技法は故人の古典に習わなければなりませんね。古典は創作上の泉のようなもので、いろんなアイデアを与えてくれます。書譜は草書の形を学ぶ手本というだけではなく孫過庭のぬくもりが伝わってきます。木簡もそうですね。石に彫られたものにはない、真蹟のぬくもりがあります。近代詩文書にはそんなぬくもりが必要ですね。 2002年3月 第29回近代詩文書作家協会 春季研究会(熱海金城館にて)