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よい作品っていうものは、他の芸術にも通じるんじゃないかと思うんですが、世界が大きいですね。限られた紙面の中に、どれだけ大きな世界を創ることができるのか、そしてその中に勢いやたくましさなど、旺盛な生命感をどれだけ盛り込めるかにかかっていると思います。そして明るさ。ただきれいということじゃなくて、紙面全体が輝いているということです。 『墨』1999年138号(芸術新聞社)より